建築職人36種類を紹介!それぞれの特徴を知っておこう | ジョブケンワーク | JOBKEN WORK

建築職人36種類を紹介!それぞれの特徴を知っておこう

現場で活躍する建築職人には、さまざまな種類があることをご存知でしょうか。
工程ごとに担当する職人が異なり、それぞれが力を合わせて建物を完成させていきます。
本記事では、建築職人の概要や36種類それぞれの職人の特徴をご紹介します。

建設現場を支える職人とは

建設現場では、各工程の作業を専門に行う職人が存在しています。
それぞれが専門的な技術を駆使して現場で活躍しています。


建設現場の職人になる方法

建設現場の職人になるには、まず建設会社や工務店などに就職し、見習いから始めるのが一般的です。
独立は、一通りの仕事がこなせるようになってからすることが大半です。


建築職人の基本道具

多くの建築職人が基本的に所持している道具は、インパクト、差し金、ハンマー、ドライバー、スケールなどです。
これらに加えて、職人ごとに必要なものをプラスしていきます。


基本的な工事の流れ

建設現場ではさまざまな工程がありますが、基本的な工程は以下の通りです。


  • 基礎工事

建物の土台を作る工事です。


  • 躯体工事

柱や屋根などの構造部分を作ります。


  • 外装工事と内装工事

建物を仕上げます。


  • 設備工事

電気や水道などのインフラを設置します。


  • 外構工事

建物の周辺環境を整えます。



代表的な建設職人

ここでは、代表的な建設現場についてご紹介します。


土木作業員(職人)

ブルドーザーやショベルなどの重機を扱う職人を指します。
基礎工事や土地造成、掘削や運搬などを行います。


関連記事:土木作業員(職人)とはどんな仕事!?服装や向いている人の特徴

鳶(とび)職人

現場での高所作業を主に行う職人です。
足場の組み立てや解体、鉄骨の組み立てや仮止めなど、さまざまな仕事をこなします。


関連記事:鳶職人の魅力とは!?仕事の種類や服装について解説

鉄筋工職人

鉄筋工職人は、施工図をもとに鉄筋を配置・結束する仕事を行います。
鉄筋は建物の強度を保つための重要な役割を果たします。


関連記事:内鉄筋工職人とは?仕事内容や将来性について解説

鍛冶工職人

鉄骨の溶接や仮止めのボルトを固定する「本締め」などを行う職人です。
建物の強度を確保するために重要な役割を持っています。


関連記事:鍛冶工と溶接工の違い。どちらの職人を目指す?

型枠大工職人

型枠大工職人は、コンクリートを流し込む枠を作る職人です。
施工図をもとに型枠を作り固定し、コンクリートが固まったら型枠を外します。


関連記事:型枠大工職人が使用する道具や仕事内容を知ろう!やりがいを感じる瞬間とは!?

外壁職人

外壁職人は、屋根や壁などの建物の外側を主に工事する職人です。
近年の外壁工事はサイディングを使用するのが主流のため、サイディングを張ったり、すきまを埋めるコーキングを行ったりします。


関連記事:外壁職人の役割りを解説。どのような人が向いている?

左官職人

壁や床に塗装の下地を作る職人のことです。
下地をきれいに作れるかどうかで、仕上がりと見た目に影響します。


関連記事:アートのプロである左官職人!将来性はある?

内装職人

壁のクロス貼りや、ボード張り、塗装仕上げなどの建物の最終仕上げを行う職人です。


関連記事:内装職人の魅力とは!?工事の流れについて理解しよう

塗装職人

壁や外壁、屋根などにペンキを使って塗装する職人のことです。
塗装技術だけでなく、素材や塗料に関する知識も必要です。


関連記事:塗装職人の仕事内容と適切な服装。向いている人の特徴とは!?

配管工職人

水道、ガス、空調などの配管を建物内に設置する職人です。
また洗面台やトイレ、エアコンなどの機器の取り付けをするケースもあります。


関連記事:配管工職人に将来性はある!?腰道具などの基礎知識を知っておこう

電気工事職人

建物の屋内外電気設備の設計と施工を行います。
電気配線、配電盤、コンセントの据付け工事などさまざまな作業を行うのが仕事です。


関連記事:電気工事職人の仕事内容や使用する工具を知ろう!やりがいを感じる瞬間

外構職人

建物の周りを整備する職人です。
ブロック塀の基礎工事や組積作業、フェンスの取り付け、駐車場の整備などが挙げられます。


関連記事:外構職人は何種類!?仕事内容と併せて解説

大工

大工には主に建て方大工と造作大工があります。


  • 建て方大工

基礎の上に柱や梁を組み上げ、屋根が設置できるまでの工事を担当します。


  • 造作大工

造作大工とは、建て方が完了した後に建物内の大工仕事を行います。


関連記事:大工の仕事内容と将来性。建て方大工と造作大工の違いとは!?


その他の建設職人

ここでは、前項で紹介した建設職人以外をご紹介します。


墨出し職人

測量や墨付けを行う職人です。


関連記事:墨出し職人になるには?使用道具や作業手順について解説

屋根職人

瓦、スレート、金属板などの屋根を葺いたり、屋根断熱工事などの高所作業を行ったりします。


関連記事:屋根職人に向いている人の特徴。8つの種類についても紹介

建築板金職人

金属系の屋根葺きや外壁工事を行います。
また、雨仕舞いを行うこともあります。


関連記事:ビジュアルを追求できる建築板金職人!基本的な仕事内容を把握しよう

ユニットバス職人

ユニットバスを現場で組み立てて設置する職人です。


関連記事:将来は独立も可能!?ユニットバス職人の仕事内容と身につく知識

キッチン職人

キッチン職人は、システムキッチンや洗面台を取り付ける職人です。


関連記事:キッチン職人の仕事内容。基本的な流れを紹介

サッシ職人

ドアや窓の枠や水切り、金物などを取り付ける職人です。


関連記事:サッシの取付けをする職人。具体的な仕事の流れを紹介

設備職人

トイレ、ガスコンロ、換気扇など住宅設備全般を取り付けます。


関連記事:設備職人はどのような工事に携わる?将来性と併せて解説

軽天職人

壁や天井の下地を軽量材で作る仕事などを行います。


関連記事:軽天職人の魅力を知ろう!どのような流れで進められる!?

置床職人

コンクリートの上に床を作る職人です。


関連記事:置き床職人とは!?工事の特徴について知ろう

クロス職人

パテを塗った後にやすりをかけてクロスを張って仕上げる職人です。


関連記事:クロス職人の役割。将来性はある!?

ダイノック職人

ダイノックシートを張る職人です。


関連記事:ダイノックシート職人を目指す方は知っておこう!身につけたい技術


タイル・フローリング職人

タイル職人は、床や壁、外壁などにタイルを張る職人です。

またフローリング職人は、置床の腕にフローリングを敷き詰める仕事を行います。


関連記事:タイル・フローリング職人の特徴。どのような人が向いている?

ボード職人

石膏ボードなどを壁や天井に張る職人です。


関連記事:ボード工事の現場で活躍するには!?職人として知っておきたいボードの基本知識

手すり職人

建物に手すりを付ける職人です。


関連記事:手すりが必要な場所はどこ?職人の活躍場面を紹介

石工職人

玄関や廊下などの壁や床に石を張る職人です。


関連記事:石工職人の仕事内容や就業までの流れ。向いている人の特徴とは!?

シール職人

外壁の目地やサッシ周りをシールで埋める職人です。


関連記事:シール職人(シーリング工事)の特徴を解説!どのような役割りがある!?

ハウスクリーニング職人

顧客に引き渡す前に部屋の中を掃除する職人です。


関連記事:最後の仕上げを担当するハウスクリーニング職人。将来性はある?

幅木職人

幅木を取り付ける職人です。


関連記事:巾木(幅木)を扱う職人。どのような技術が必要?

補修職人

内外装の傷やへこみを直す職人です。


関連記事:補修職人について知ろう!どのような役割りがある!?

吹付け職人

発泡ウレタンなどを吹き付けて断熱工事を行う職人です。


関連記事:(発泡ウレタン)吹き付け職人とは!?特徴や関連する資格を知ろう

はつり職人

コンクリートを削る、切る、砕くなどの加工を行い、建物を補修する仕事を行います。


関連記事:はつり職人の役割りと工事の進め方。どのような現場に必要となる?

解体職人

重機などを用いて建物を解体する職人です。


関連記事:禁止行為がある?解体職人が知っておきたい基本事項

造園職人

庭全体の設計、施工、管理を行う職人です。


関連記事:造園職人に将来性はある?現状を把握しよう


それぞれの職人の特徴を知ろう

現場にはさまざまな職人がいて、それぞれ特徴が異なります。
どの職人を目標にするか考えるためにも、それぞれ特徴を知っておきましょう。


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