屋根職人に向いている人の特徴。8つの種類についても紹介 | ジョブケンワーク | JOBKEN WORK

屋根職人に向いている人の特徴。8つの種類についても紹介

屋根工事は、高所作業となることが多いです。
そのため他の工事以上に、安全に業務を進めなければなりません。


本記事では、屋根工事の概要や種類、屋根職人に向いている方について解説しています。

屋根職人とは

屋根職人とは、以下などを用いて建物の屋根をふく専門工事を行う職人のことです。


  • スレート
  • 金属薄板

屋根職人が屋根工事をすることにより、建物への雨漏りを防止したり、建物を長持ちさせたり、建物の外観イメージを変えたりできます。
また次の資格等を取得したり、資格取得後後に規定の実務経験期間を積んだりすると、一般建設業における屋根工事の専任技術者の道も開けるでしょう。


  • 1級建築士
  • 2級建築士
  • 1級建築施工管理技士
  • 2級建築施工管理技士(仕上)
  • 技能検定 建築板金(科目:ダクト板金作業) 
  • 技能検定 板金(科目:建築板金作業)、建築板金、板金工(科目:鉄筋組立て作業)
  • 技能検定 かわらぶき

上記以外にも、専任技術者の申請方法には学歴と実務経験で申請したり、10年以上の実務経験のみで申請したりする方法もあります。



屋根工事の種類

屋根工事は、以下8種類に分類されます。


  • ふき替え工事
  • ふき直し工事
  • 重ねぶき工事
  • 塗装工事
  • 屋根材の修繕工事
  • 漆喰補修、交換工事
  • 棟板金交換工事
  • 雨樋修理、交換工事

ふき替え工事は、以下などの作業を行い、屋根を全て交換する工事を指します。


  • 表面の屋根材の全撤去
  • 下地の交換や補修
  • 新しい屋根材で屋根を全て覆う

瓦屋根限定で行われる、ふき直し工事とは、屋根の下地全体の補修と交換をする工事です。
重ねぶき工事では、現存する屋根を撤去せずに、現存する屋根の上に新しい屋根を重ねます。


塗装工事は屋根の塗装を塗り替える工事で、屋根材の修繕工事は屋根材の傷んだ部分だけを修繕・交換する工事です。
漆喰補修・交換工事では、瓦の接着用粘土として使用されている古い漆喰をはがして新しい漆喰に塗り直します。


スレート・金属屋根が対象の棟板金交換工事は、屋根頂上にある棟板金を交換する工事です。
雨樋修理・交換工事では、雨樋を修理または交換します。



屋根職人に向いている人

ここでは、屋根職人に向いている人の特徴をご紹介します。


向いている人①:高所作業が苦にならない人

屋根職人の主な仕事場となる、屋根工事の現場では、足場を組んで高所作業を行う機会も少なくありません。
そのため、ある程度の高所作業は苦にならないという方が、屋根職人に向いているでしょう。


向いている人②:体力に自信のある人

屋根職人は、主に屋外で屋根を対象とした様々な作業を行うので、体力の必要な仕事と言えます。
雨の場合は作業中断となりますが、屋根職人の仕事には体力だけでなく、高所作業での危険を避けるための高い集中力も必要とされるでしょう。


向いている人③:細かい作業も丁寧に取り組める人

屋根工事では、細かい作業を丁寧に行う場面も少なくありません。
そのため、細かい作業をコツコツと丁寧に取り組める人も、屋根職人に向いていると言えるでしょう。



屋根職人や屋根工事の特徴について知っておこう

屋根職人は、瓦やスレート、金属薄板等を用いて建物の屋根をふく工事を行います。
将来的に資格を取得して実務経験を積むことで、一般建設業における屋根工事の専任技術者を目指すことも可能です。


屋根工事の種類は全8種類で、ふき替え工事やふき直し工事、塗装工事や屋根材の修繕工事などがあります。
屋根職人に向いているのは、高所作業や細かい作業が苦にならず、体力に自信のある方などでしょう。


建設職人の求人をお探しの方はこちら!