キッチン職人の仕事内容。基本的な流れを紹介

近年では、キッチンはシステムキッチンとなっており、その場で取り付けることが増えてきました。
では、キッチン職人とは具体的にどのような作業を行うのでしょうか。

本記事では、キッチン職人の仕事内容と基本的な仕事の流れをご紹介します。

キッチンの組み立て・流れ

ここでは、キッチンの組み立てや流れについてご紹介します。

1.機材の運び入れ
まず必要な機材を室内に運び入れます。

2.開梱・組み立て
開梱と同時に組み立てを行っていきます。
現場調査は前もって行われていますが、念のために再度採寸も行います。

3.キッチンパネルの貼り付け
耐火ボードの上にキッチンパネルを貼り付けます。

4.吊戸棚・レンジフードの設置
吊戸棚とレンジフードの設置を行います。

5.キャビネット・天板の組み立て
次に、キャビネットを組み立て、その上に天板を組み立てていきます。

6.水栓設置
水栓を設置すると同時に排水設備の設置も行います。

7.コーキング作業
コーキング作業を行います。

8.動作確認と調整
最後に動作確認と調整を行い、問題がないか確認します。

ここでは、キッチン職人として成長するポイントをご紹介します。

キッチンの取り付けで大切なのは、顧客が理想としている施行の実現です。
そのため、顧客目線を意識することが求められます。
要望を一つひとつ実現できるようになれば、職人として成長できるでしょう。

作業はできるだけ丁寧に行いましょう。
慣れてくると、細かな作業がおろそかになってしまうことがあります。
そのため日々意識しながら、どんな作業でも丁寧に行うことが、職人として成長するポイントとなるでしょう。

システムキッチンの取り付けを長年行ってきた職人は、たしかな技術を持っています。
そのため、ベテランの職人の仕事ぶりや仕事に対する姿勢はおおいに参考になるでしょう。
高い能力を持つ人材のノウハウを吸収すれば、腕の良い職人へと成長するきっかけになります。

キッチン職人は、システムキッチンの取り付けやメンテナンスを行う職人です。
新築での取り付けやリフォームなど、さまざまな場所で活躍できます。
腕の良いキッチン職人を目指す方は、日々丁寧な作業に努めたり、顧客の目線を意識したり、ベテランの職人を参考にするなど、日々精進していきましょう。