鉄筋工職人とは?仕事内容や将来性について解説 | ジョブケンワーク | JOBKEN WORK

鉄筋工職人とは?仕事内容や将来性について解説

鉄筋工職人は、鉄筋コンクリート構造物に関係する仕事の一つです。
安定した構造物をつくるために欠かせない重要な仕事とされていますが、詳しい仕事内容や将来性はどのようなものなのでしょうか。


本記事では、鉄筋工職人の特徴や仕事内容、将来性をご紹介します。

鉄筋工職人とは

鉄筋工職人とは、鉄筋コンクリートの中に用いられる鉄筋を組み立てる作業を行う職人のことです。


使用する道具

ハッカー

鉄筋同士を縛り固定するための結束線をねじって締め付けるための道具です。


メジャー

鉄筋の長さやピッチ、割付、高さ、コンクリート表面までの空き(かぶり)などの長さや寸法を確認するための道具です。


折尺

主に短い距離の長さを測るのに適した道具です。
グラスファイバーや木でつくられています。


番線カッター

番線を切断するための道具です。
建設現場に運び込まれた鉄筋は番線で梱包されていることが多いため、番線を切断して鉄筋を配筋するのに必要となります。


就業に資格は必要?

鉄筋工職人になるためには、学歴や資格などは不要とされています。
求人サイトなどを通じて採用が行われています。
関連する資格には技能検定の「鉄筋施工技能士」があり、取得すれば技術の証明となります。


働き方

鉄筋コンクリートは構造物の中でもよく用いられている構造物で、鉄筋工職人はこうした建物の骨となる鉄筋部分の施工や加工、組み立て作業などを行います。


就業者に関するデータ

厚生労働省が提供する「職業情報提供サイトjobtag」によると、就業者に関するデータは以下とされています。


  • 就業者数:32,520人(全国)
  • 労働時間:174時間(全国)
  • 賃金(年収):405.2万円(全国)
  • 年齢:44歳(全国)

出典:厚生労働省「職業情報提供サイトjobtag

鉄筋工職人の仕事内容

鉄筋工職人の主な仕事には、以下が挙げられます。

  1. 加工帳・施工図作成
  2. 鉄筋加工
  3. 配筋、段取り
  4. 嵌合(かんごう)
  5. 結束
  6. 自主検査

1.加工帳・施工図作成

仕様書と図面から適切な材料を選択し、鉄筋の加工形状や数量を見積もって、加工場に発注します。
また現場の職人が材料を見て取り付けが可能になるように、施工図の作成も行います。


2.鉄筋加工

鉄筋は、必要に応じて適切な長さに切ったり、曲げたりする必要があります。
鉄筋加工場で、現場から出された加工帳を見て鉄筋を加工し、現場に材料を送ります。


3.配筋、段取り

加工場から送られた材料を鉄筋に取り付けます。


4.嵌合(かんごう)

鉄筋をつなぐ作業です。
鉄筋を配筋し、組み立てる時には、鉄筋をつなぐ必要があります。
鉄筋をつなぐ方法は複数あり、その場に適した方法を用います。


5.結束

鉄筋を結束し、見栄え良くまとめて完了します。
熟練の職人になれば、水平垂直平行がきれいにまとまります。


6.自主検査

自社の製品を検査し、品質に問題ないか確認します。



鉄筋工職人の将来性

鉄筋コンクリート構造物は今後も減ることはないとされているため、鉄筋工職人の需要も増えています。
今後は老朽化した構造物の改修も、仕事の一つになると考えられています。


また、鉄筋工職人はマンションやビルだけでなく、トンネル、橋、高速道路などのインフラ工事でも活躍できる仕事です。
さらに現在働いている職人は高齢の人が多いため、若手の職人の数が足りておらず、どこの現場でも需要がある職業といえるでしょう。



鉄筋工職人は丈夫な構造物をつくるための重要な仕事

鉄筋工職人は、鉄筋コンクリート構造物の骨組みである、かご状の鉄筋を加工して組み立てる仕事です。
鉄筋コンクリートは構造物の中でもよく使われており、マンションやビルだけでなく、トンネルや橋、高速道路などにも用いられています。
安定した丈夫な構造物をつくるためには欠かせない仕事とされているので、今後も将来性がある仕事といえるでしょう。