プール工事における職人の役割り。ポイントを解説 | ジョブケンワーク | JOBKEN WORK

プール工事における職人の役割り。ポイントを解説

プール工事は、設計図に基づいて、プール本体や配管設備、濾過装置などを設置する専門性の高い作業です。
施工において、重要な役割りを担うのがプールを建設する職人です。


本記事では、プールの建設について、職人(作業員)の役割りや仕事内容などをご紹介します。

プール建設の特徴

プール建設は、高度な技術と専門知識が必要とされる特別な建設工事です。
ここでは、一般的な建物建設とは異なる特徴をいくつか挙げます。


高度な防水技術

プールは常に水に満たされているため、水漏れは絶対に許されません。
そのため、プール本体や配管設備には、高度な防水技術が求められます。


水処理設備の設置

プールを清潔に保ち、利用者の健康を守るために水処理設備が設置されます。
以下の設備などが設置されます。


  • 濾過装置:プール水を濾過して、汚れや髪の毛を取り除く装置
  • 消毒装置:プール水を消毒して、菌類を殺菌する装置
  • 循環ポンプ:プール水を循環させるポンプ

電気設備の設置

プール照明や水中照明、水中掃除機などの電気設備が設置されます。
また、プールによっては温水設備や波発生装置などの特殊な設備が設置される場合もあります。



プール工事の流れ

プール工事は、大きく分けて以下の工程からなります。


1.敷地調査・設計

プールの設置場所を決め、敷地調査を行います。
プールの大きさや形状、深さなどを決定し、設計図を作成します。また、予算や工期についても検討します。


2.掘削・基礎工事

設計図に基づいて、プールの設置場所を掘削します。
その後、砕石を敷均し、転圧して基礎を作ります。


3.型枠設置・鉄筋組立

プール本体の形状に合わせて、型枠を設置します。型枠内には、鉄筋を組み込みます。


4.コンクリート打設

型枠にコンクリートを流し込み、プール本体を造ります。
コンクリートが固まるまで、養生を行います。


5.防水工事

プール本体の内側と外側に、防水シートを貼り付けます。
防水シートの継ぎ目には、防水テープを用いて水漏れを防止します。

6.仕上げ・設備設置

プール本体の表面にタイルや塗装を施します。
また、濾過装置、消毒装置、循環ポンプなどの設備を設置します。


7.水張り・試運転

プールに水を張り、水漏れや設備の動作を確認します。
問題がなければ、プール工事完了です。


上記は一般的な流れであり、プールの種類や規模によって、工程や内容が多少異なる場合があります。



プール工事は専門性の高い仕事

プール工事は、高度な技術と専門知識が必要とされる特別な建設工事です。
安全かつ高品質なプールを完成させるためには、経験豊富な職人による施工が不可欠です。
専門性が高く、責任重大な仕事ですが、やりがいも非常に大きい仕事といえるでしょう。


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