建設職人のキャリアアップ。将来性はある!? | ジョブケンワーク | JOBKEN WORK

建設職人のキャリアアップ。将来性はある!?

建設業に従事している人や目指している人にとって、将来性は気になるポイントでしょう。
働き手が不足している建設業ですが、将来性はあるのでしょうか?


本記事では、建設職人のキャリアアップ例や将来性、建設キャリアアップシステムについてご紹介します。

建設職人のキャリアアップ

ここでは、建設職人のキャリアアップの一例をご紹介します。


STEP1:工務店に就職する

職人として経験を積むのであれば、工務店に就職したり、親方に弟子入りしたりなどが一般的です。
工務店に就職するのであれば、資格は不要で学歴や年齢も問いません。
そのため、「職人になりたい」という気持ちがあれば、就職しやすいでしょう。


STEP2:技術や経験を身に着ける

工務店就職後は、実際に業務に携わりながら技術や経験を身に付けます。
さらにキャリアアップを見据えるのであれば、働きながら資格の取得を考えるのがおすすめです。
建築大工技能士、二級建築士などの資格があれば、携われる業務が増えます。
さらに、手当がつくことも多いため、収入アップにもつながるでしょう。


STEP3:独立

職人として技術や経験を積むことで、キャリアプランの幅を広げられます。
そのまま工務店で働くという道もありますし、身に付けた技術を活かし、独立する道もあります。
独立するための修行期間は、5~10年とされています。
独立後は、一人親方として働く方法と、工務店を経営する方法などがあります。
一人親方は、工事のすべてを請け負うのではなく、工程のどこか一部を手がけるケースが多くなっています。


自由な働き方ができるのが、一人親方の大きなメリットです。
工務店を経営するには、職人としての技術だけでなく、従業員の管理や経営方針の決定などもしなくてはいけません。
経営者としてどのようなスタイルで働こうと考えているのか、ビジョンを明確にすることも必要となります。



建設職人の将来性

建設業界は人手不足のため、将来性のある業種とされています。
建設業は、住宅や道路など人の生活に欠かせないものを作る仕事です。
そのため、人が生活する限り、仕事はなくならないでしょう。


建設業界の中でも花形の仕事は、鉄筋工といわれています。
鉄筋工は、建物の土台を作る大切な仕事です。
地震が多い日本では、強度の高い鉄筋コンクリート造の建物は欠かせないとされており、増加傾向にあります。
それにともなって、鉄筋工の需要も伸びています。


また、鉄筋コンクリート造にはトンネルや高速道路なども含んでいます。
インフラはいつの時代も需要があり、活躍の幅が広いため、将来性があるといわれています。



「建設キャリアアップシステム」について

建設キャリアアップシステムは、国土交通省が提唱する仕組みです。
技能者の資格や現場での就業履歴などを登録・蓄積することで、技能や経験を客観的に評価されます。
これにより、技能者の適切な処遇につなげられます。


また、以下の3つの目的も挙げられています。


  • 若い世代がキャリアパスや処遇の見通しを持てる
  • 技能や経験に応じて給与が引き上げられる
  • 技能者を雇用し、育成する企業が伸びていける建設業を目指せる

建設キャリアアップシステムは、建設業共通の精度インフラとして、建設業団体と国交省が連携して、官民一体で推進しています。


出典:国土交通省「【CCUSポータル】建設キャリアアップシステムの概要

建設職人は将来性のある仕事

建設業は慢性的な人手不足であり、建物やインフラを作る仕事はなくならないため、将来性のある仕事とされています。
官民一体で推進している「建設キャリアアップシステム」という取り組みもあり、今後はさらに技能者の処遇が改善することも期待できます。
資格などがあればさらに給与アップも期待できますので、検討してみてはいかがでしょうか。


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