塗装職人の仕事内容と適切な服装。向いている人の特徴とは!? | ジョブケンワーク | JOBKEN WORK

塗装職人の仕事内容と適切な服装。向いている人の特徴とは!?

塗装職人の具体的な仕事内容や適切な服装について、基本的なことを知っておくとよいでしょう。
また、塗装職人に向いている人の特徴が気になる人もいるのではないでしょうか。


本記事では、塗装職人の概要や仕事内容、塗装職人に向いている人などをご紹介します。

塗装職人とは

塗装職人とは、建物の外部や内部に塗料を塗って美しく彩ったり、紫外線や雨、大気汚染などで汚れたり傷んだりするのを防ぐ仕事です。
古くなった建物を再生するために塗装工事を行うことも多いため、建物の傷み具合を調査・診断した塗装工事を進めます。
そのため、高い技術が要求されます。


就業するには

塗装職人になるには、特に学歴や資格などは不要です。
入職後に、技術や技能の向上を図って経験を積めば、塗装工から施工管理技術者になる道もあります。
技能検定の「塗装技能士」の資格を取得すれば、客観的な技術の証明になるでしょう。


労働条件

塗装工事は、建築物のある場所が仕事場所となります。
小規模な事業所が多いですが、さまざまな施工に対応可能な大規模な事業所もあります。
賃金の支払い形態は、日給月給制の割合が多いとされています。


就業者に関するデータ

厚生労働省が提供する職業情報提供サイト「jobtag」によると、全国の就業者に関するデータは以下の通りです。


  • 就業者数:240,200人
  • 労働時間:169時間
  • 賃金(年収):463.2万円
  • 年齢:41.5歳

出典:厚生労働省「jobtag

塗装職人の仕事内容

建物の持ち主と相談しながら、各部分の素材を調べ、適切な塗料や色合いを決定し、仕様書を作成します。
それに基づき、施工計画書を作成したあと、塗装作業に入ります。
塗装は、ペンキなどの塗料を使用し、建物や自動車、家具などの塗装を行います。
塗装作業では、表面を塗装できる状態に調整し、刷毛やローラーブラシ、スプレーガンなどを使います。
また、できた塗膜の検査を行うことも大切な仕事です。


適切な服装

塗装作業では身軽さが重要とされているため、半袖やベストの作業着がおすすめです。
半袖の方が、塗料がつきにくいため、塗装工事がスムーズに進みやすいでしょう。
長袖の季節の場合は、袖口を絞れる服か、ゴムなどでしっかりと留めてから塗装作業を行うのがおすすめです。


出典:厚生労働省「jobtag

塗装工事に向いている人

ここでは、塗装工事に向いている人の特徴をご紹介します。


体力がある人

塗装工になるには、体力が必要です。
塗装工は基本的に立ち仕事で、重い塗料を運んだり、高い所に手を伸ばして作業を続けたりすることもあります。
またしゃがんだ状態や中腰など、不安定な姿勢で作業をすることも多いです。
さらに、外壁塗装の場合の場合、屋外で作業するため、夏の暑さや冬の寒さに耐える必要があります。
そのため、一定以上の体力と日々の健康管理が大切になるでしょう。


繊細な作業が苦でない人

塗装工は細かい作業が多いため、繊細な作業を行える人が向いているとされています。
どんな場所の塗装も美しく仕上げるには、手先が器用で高い技術力が必要です。
そのため、モノづくりが必要な人は塗装工に向いているでしょう。


物事をとことん追求できる人

塗装工に限らず、物事をとことん追求できる人や負けず嫌いな亜人は、技術の習得が早く、職人に向いているとされます。


出典:厚生労働省「jobtag

塗装職人の仕事内容や向いている人を知ろう

塗装職人は、建設業の中でも細かい作業と高い技術、丁寧な作業が求められます。
建物がある限り塗装の仕事はなくならないため、将来性もある仕事といえます。
また、未経験から就職することも可能で、将来的に塗装技能士などの資格を取得すれば、給与アップなども期待できます。
塗装の仕事に興味がある方は、ぜひ塗装職人を目指してみてはいかがでしょうか。


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