外構職人は何種類!?仕事内容と併せて解説 | ジョブケンワーク | JOBKEN WORK

外構職人は何種類!?仕事内容と併せて解説

外構とは、塀や門、庭、アプローチ、車庫など建物の周りのことを指します。 この部分を手がけるのが、外構職人です。
では具体的に、外構職人はどのような仕事を請け負っているのでしょうか。
本記事では、外構職人の概要や種類、仕事内容や向いている人などをご紹介します。

外構職人とは

外構職人とは、庭や塀、門、駐車場など、建物の周りの設備を手がける職人のことです。
外構工事はほとんどが手作業で行われており、仕事内容は多岐にわたります。
外構部分は建物のイメージを左右する大事な部分ですので、特に丁寧に行う必要があります。


外構工事が重要な理由

外構部分は、家の風通しや採光に影響を与えるとされています。
たとえば、常緑樹や落葉樹などの植物を植えると、暮らしを快適にしてくれるでしょう。
また外構部分は、公私の区切りを決める大切なスペースです。
デザイン性を確保しつつも、道路の通行量や周辺環境などを考慮し、バランスの取れた外構を作り上げる必要があります。



外構職人の種類と仕事内容

外構職人は主に以下の種類に分けられます。


  • ブロック職人
  • 左官職人
  • タイル職人
  • 型枠職人
  • カーポートやフェンスなどのアルミ職人(金物職人)

専門分野の職人が工事を行うケースもありますが、工事の規模によっては外構工事業者の職人が全て自社で施工するケースもあります。
規模の大きい工事の場合は、職人が各専門分野で工事を行います。


外構職人の仕事内容

外構職人の仕事内容の一例をご紹介します。


・ブロック積み

外構職人の主な仕事の一つがブロック積みです。
ブロックは、隣接する住宅や道路との境界に建設されます。
近年では、化粧ブロックと呼ばれるデザイン性の高いブロックも登場しています。 外構職人は、ブロックを手作業で積んでいきます。


・カーポート設置

仕入れから設置までを請け負うことが多いため、施主の機能に合わせたカーポートの提案を行うこともあります。
そのため、各メーカーの特徴などを把握しておくことも重要です。
また、豪雪地帯では、雪の重みに耐えられるカーポートを選ぶなど、地域に合わせたカーポートを選ばなくてはいけません。


・テラスやウッドデッキの設置

テラスやウッドデッキは、カーポートと同様に種類が豊富なため、商品の特徴を理解しておく必要があります。
また、住宅の景観に大きく影響するため、雰囲気に合った、景観を損なわないようなデザインを提案することが求められます。


・生コンクリート打設

駐車場や駐輪場の土間コンクリートを作る際に行う作業です。
地盤の掘削、砕石基礎工事、型枠工事、コンクリート仕上げ作業などを行います。
コンクリートを綺麗に仕上げるには、熟練した左官の技術も必要になります。


・フェンスの設置

住宅の敷地を囲むフェンスの設置を行います。
フェンスは住宅周辺の状況に合わせて、最適なものを選ぶ必要があります。



外構職人に向いている人

外構職人に向いている人には以下が挙げられます。


体力がある人

外構職人は基本的に外で働くため、天候に左右されることが多くなります。
さらに、コンクリートやブロック、金属の部材などを運ぶ必要もあるため、体力は必要不可欠です。


モノづくりが好きな人

外構職人は、外構部分を全て作る仕事といえます。
同じ工事内容でも、建物によって毎回異なるデザインが求められます。
そのため、「顧客の要望をくみ取って満足してもらいたい」「毎回違うものを作りたい」という人は向いているでしょう。



外構職人について知ろう

外構職人は、塀や庭、カーポートなど、建物の外構部分を担当する職人のことです。
建物の雰囲気や顧客の要望に合わせて、毎回違う工事を行うため、やりがいのある仕事といえます。
外構工事に興味のある方は、外構職人を目指してみてはいかがでしょうか。


建設職人の求人をお探しの方はこちら!