将来は独立も可能!?ユニットバス職人の仕事内容と身につく知識
多くの住宅や集合住宅で一般的なのが、ユニットバスです。
ユニットバスを施工するには、専門のスキルを持ったユニットバス職人が担当します。
本記事では、ユニットバス職人の仕事内容と身につく知識についてご紹介します。
ユニットバス職人とは、ユニットバスの組み立てなどを専門的に行う職人のことです。
ユニットバスは、あらかじめ浴室の壁や床、天井などのパーツがセットで製造されています。
これをプラモデルの組み立てのように、施工現場で組み立てる必要があります。
パッケージになっているので、ルーチンワーク的に組み立てることが可能です。
また、パーツはすべて規格品のため、施主の希望などは反映されません。
ユニットバス職人は住宅やホテルなどの施設などで、システムバスなどの取り付け工事を行います。
現場に搬入したユニットバスセットを短時間で組み立てます。
主に行う作業は以下の通りです。
ユニットバス職人になると、水回りに関する知識を身につけることができます。
ユニットバスに関することはもちろん、洗面化粧台やキッチン、トレイなど、住宅メーカーが提供している水回り製品を取り扱うことが増えます。
そのため、自然と水回り商品全般の知識が身につくでしょう。
また独立したい場合は、他の水回り製品の施工も覚えておく方法もあります。
ユニットバスもシステムキッチンも水回りの工事になり、フロア内で隣接していることも多いです。
そのため、一緒に組み立て工事を行うことができれば、その分収入をアップさせることができるでしょう。
ユニットバス職人はキャリアとして、独立しやすいことが挙げられます。
ユニットバスは多くの場所で需要があるため、ユニットバス職人も多くの場所で求められるでしょう。
また、独立できるまでの修行期間が短いのも特徴です。
一般的に、ユニットバス職人が独立に必要な知識やスキルを身につける期間は、半年~1年程とされています。
他の建設系職人が独立までに3~5年かかることを考えると、短期間で独立することできる職業です。
ユニットバス職人として独立開業する際には、必要な資格などはありません。
しかし、ユニットバスはメーカーによっては専門の講習を受けないと施工ができないものもあります。
そのため実務経験を積みながら、ユニットバスメーカーの技能講習を受けることをおすすすめします。
さまざまなメーカーの研修を終えれば、それだけ多くのメーカーに対応できるようになります。
また迅速に対応することができれば、給与アップにもつながるでしょう。
建設業許可などは基本的に不要です。
建設業許可が必要になるのは、住宅建築一式以外の工事だと「1件たり500万円を超える」工事と定められています。
ユニットバスの組み立て工事で500万円を超えることはまずありませんので、意識しなくてよいでしょう。
ユニットバス職人は、ユニットバスの組み立てや設置を行う専門職です。
建設現場の他の職人と比較すると、修行期間が短く、資格なども不要なのが特徴です。
そのため、短期間で独立したい人にも向いているでしょう。
水回り全般の知識も身につけることができるため、気になる方は検討してみてはいかがでしょうか。
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