建設職人の履歴書ポイント。職務経歴書と工事経歴書 | ジョブケンワーク | JOBKEN WORK

建設職人の履歴書ポイント。職務経歴書と工事経歴書

建設職人として採用されるために、履歴書や職務経歴書のどこがポイントとなるか知りたい人もいるのではないでしょうか?
履歴書を書くのにあまり慣れていない人だと、基本的な書き方がわからないこともあるかもしれません。
履歴書の書き方によっては、よくない印象を与えてしまうこともあるため、基本的な書き方を把握しておくことが大切です。


本記事では建設職人として採用されるための、履歴書を書く際のポイントについて解説していきます。

履歴書で担当者がチェックする項目

採用担当者は、応募者から送られてきた履歴書を見て、以下の項目を中心にチェックしています。


  • 職歴
  • 基本情報
  • 本人希望
  • 通勤時間
  • 志望動機
  • 資格

これらの項目の中で特に重要なのは「職歴」です。
職歴を見れば、応募者がこれまでどのような仕事にどのくらいの期間従事してきたのかわかります。
書類選考が行われる場合には、職歴を中心に判断されることが多いです。


基本情報というのは、年齢や住所、氏名、電話番号、メールアドレスなどの項目を指します。
採否への影響はほとんどありませんが、正確に記載しましょう。


本人希望は、希望する職種や部署、働き方などを記載する項目で、ミスマッチ防止のためによくチェックされます。
通勤時間は通勤手当などの関係で記載が必要ですが、極端に長くなければ特に気にする必要はありません。
資格は業務に関係のある資格なら、有利に働くこともあります。



履歴書の書き方・基本

履歴書の基本的な書き方は、以下のとおりです。


  1. 日付は送付・持参日を記載
  2. 写真は裏に名前を書く
  3. 年号は西暦か和暦で統一
  4. 住所の番地は省略せずに表記
  5. メールアドレスはPC用のものを記載
  6. 学歴と職歴は正確かつ簡潔に記載
  7. 資格や免許は正式名称を記載
  8. 志望動機は応募先企業に合わせた形で記載
  9. 本人希望欄は特にない場合でも空欄にはしない本人希望欄は特にない場合でも空欄にはしない

年号は、応募先から特に指定がなければ西暦でも和暦でも問題ありません。
住所の番地は「1-2-3」のような形は省略された形であるため、住民票と同じ「1丁目2番3号」のような形で表記しましょう。
学校名は「◯◯県立△△高等学校」のように記載し、会社名は「□□株式会社」のように記載します。
肩書については変わった場合でも、勤務先が変わっていなければ特に記載しなくても問題ありません。
資格や免許は、例えば「普通自動車第一種免許 取得」のような形で記載します。
また、求人票で募集職種が明記されている場合には、本人希望欄に記載する必要はありません。
「貴社の規定に準じます。」のような記載をしておきましょう。



履歴書の見落としやすいポイント

ここでは、履歴書を書くときに意識したい点をご紹介します。


ポイント1:誰が見てもわかるように簡単にまとめる

履歴書は簡潔に記載することが重要で、あまり細かな情報を記載すると見づらくなってしまいます。
建設業であれば、自分がこれまで担当してきた具体的な現場などを職歴欄に記載するのは避けましょう。
細かな情報は、履歴書ではなく職務経歴書や工事経歴書などに記載するのが望ましいです。
履歴書はあくまで、見やすさを重視しましょう


ポイント2:履歴書は綺麗に扱う

履歴書はできるだけ綺麗な状態で相手に見てもらうのが望ましいです。
汚れていたり不要な折り目が付いていたりすると、よくない印象を与えてしまう可能性があります。
履歴書を郵送する場合は、2つ折りにして入る大きさの封筒を使用し、糊で確実に封をするようにしましょう。
持参する際は、直接カバンの中に入れず、クリアホルダーなどを使用するのが望ましいです。


ポイント3:誤情報は載せない

有利に扱ってもらいたくても、事実と異なる情報を記載するのはいけません。
入社後に誤情報が判明すると、それが原因で解雇されてしまうこともあります。
また、入学・卒業・入社・退職などの年号は、偽る意図がなくても勘違いにより誤情報を記載してしまう可能性もあります。
そのため、記載する前に年号などはよく確認しておくのが無難です。



履歴書は「PC入力」と「手書き」どちらがよい?履歴書は「PC入力」と「手書き」どちらがよい?

履歴書を書く際には、PCで入力してプリントアウトする方法と手書きで作成する方法があります。

一概にどちらがよいというのはなく、特に指定がなければ手書きでもPCでも問題ありません。
ただし手書きの場合には、人物像をイメージしやすい、または思いが伝わりやすいなどのメリットがあります。
その一方で、作成に時間がかかり、字があまり上手でないと印象を損ねてしまう可能性もあるでしょう。
そのため、どちらにするかはケースバイケースで判断しましょう。


履歴書を郵送で送る場合

履歴書を郵送で送る場合は、封筒の中に履歴書だけ入れるのではなく添え状も必要です。
履歴書が手書きの場合でも、添え状はPCで作成してプリントアウトしたものを使用します。
また、封書に記載する宛先などは手書きで書くのが一般的です。
宛先には会社名だけでなく部署名と担当者名も記載し、左端に朱筆で「応募書類在中」と記載します。



「職務経歴書」と「工事経歴書」

履歴書だけでなく、職務経歴書の提出も併せて求められるケースも多いです。
また、建設業の場合には工事経歴書という書類の提出を求められることもあります。


職務経歴書

職務経歴書は、これまで経験してきた仕事内容を記載するための書類です。
履歴書の職歴欄とは異なり、自分が果たした役割や実績など具体的な内容を詳しく記載できます。
形式は特に決まっていませんが、部署や肩書などが変わった場面ごとに区切って書くのがよいでしょう。
分量はA4の用紙に1~2枚程度で、PCで作成してプリントアウトするのが一般的です。


工事経歴書

工事経歴書は、自分がこれまで担当してきた工事について記載する書類です。
工事単位で、規模や工期、請負金額、担当業務などを中心に工事の内容を詳しく記載します。
採用担当者は工事経歴書を見て、経験やスキルの水準を判断するため、アピールしたいことがあれば積極的に記載しましょう。



履歴書の書き方をマスターして転職を成功させよう

履歴書は、自分の基本情報や経歴などを形式に則って簡潔に記載する書類です。
基本的な書き方をマスターして、正確な情報を記載しましょう。
これまでの仕事でアピールしたいことがあるときには、職務経歴書に詳細な内容を記載します。
また、建設業においては工事経歴書で経験やスキルを見ることも多いです。
工事経歴書を書く際には、これまで経験した工事ごとに詳細事項を記載します。
それぞれの書類において、正しい書き方で自分をアピールして転職を成功させましょう。


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